ATS-SK形の概要
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ATS-SK形ATS(自動列車停止装置)の一種であり、改良形ATS(ATS-Sx型)の一種であり、またATS-ST型の一種である。JR九州が在来線の全線に於いて使用しているATSで、基本的にはJR東海が開発したATS-ST形をほぼそのまま導入したものである(一部機能省略)。
1994(平成6)年に運用を開始したが、当初から車上時素方式の速度照査機能が付加されていたかどうかは不明である。

 

ATS-SK形速度照査機能

ATS-SK形速度照査ATS-ST形と同様に車上時素方式(車上タイマー方式)であり、ATS-SK形の地上子を設置することにより分岐器および曲線に於ける速度照査が可能である。ATS-SK形速度照査の仕組については速度照査の方式・車上時素方式を参照のこと。

  • 分岐器に対する速度照査
    尼崎事故以前に於いてJR九州ATS-SK形線区の154ヶ所の分岐器に設置されていた(全て1点速照)。現在までに少なくとも290箇所の分岐器に設置されている。
  • 曲線に対する速度照査
    尼崎事故以前に於いて、JR九州の曲線での速度照査地点は0ヶ所であった。同社は平成17年度末(2007/平成19年3月31日)までに15ヶ所の曲線へ速度照査設備を設置するとしているが、現在の設置状況は不明である。JR九州は計39ヶ所の曲線について国土交通省より指導を受けており、残る24ヶ所については平成21年度末(2010/平成22年3月31日)までに設置する予定である。同社は自主的な判断で更に57ヶ所の曲線へ設置予定(平成21年度末まで)であるとしているが、なんともまぁ、気の長い話ではある。
 

ATS-SK形の問題点

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Last-modified: 2006-10-08 (日) (6409d)