ATS-ST形の概要
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ATS-ST形ATS(自動列車停止装置)の一種であり、改良形ATS(ATS-Sx型)の一種であり、またATS-ST型の一種である。JR東海が開発し導入した。現在のところJR東海の在来線の全ての路線がATS-ST形線区である。
停止現示冒進(赤信号無視)時の強制停止機能が付加された改良形ATSとして1990(平成2)年に運用を開始し、1994(平成6)年から1998(平成10)年にかけて速度照査機能が付加された。

 

ATS-ST形速度照査機能

ATS-ST形速度照査は車上時素方式(車上タイマー方式)であり、ATS-ST形の地上子を設置することにより分岐器および曲線に於ける速度照査が可能である。ATS-ST形速度照査の仕組については速度照査の方式・車上時素方式を参照のこと。

  • 分岐器に対する速度照査
    JR東海ATS-ST形線区に於ける設置箇所は、2005(平成17)年12月1日の国土交通省公表値で僅か45箇所である。
  • 曲線に対する速度照査
    尼崎事故以前に於いて設置箇所は僅か8ヶ所であった。現在の設置状況は不明である。
 

ATS-ST形の問題点

 

JR東海の整備計画

 
 
 
 
 
 

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Last-modified: 2006-09-30 (土) (6418d)