ATS-Sn形の概要
ATS-Sn形はATS(自動列車停止装置)の一種であり、また改良形ATS(ATS-Sx型)の一種である。JR東日本が開発し導入した。現在のところJR東日本の在来線の大半の路線がATS-Sn形線区である。ATS-Ps形線区については全線にATS-Sn形が設置されており、またATS-P形やATS-PN形線区に於いてもP形車上装置非搭載車の入線に備えて殆んどの線区でATS-Sn形が併設されている。
ATS-Sn形は地上時素方式(地上タイマー方式)の速度照査機能を有しており、分岐器および曲線に於いて速度照査が可能であるが、JR東日本線区での設置例は確認されていない。少なくとも尼崎事故以前に於いて、曲線での速度照査は実施されていなかった。
機能と仕組および現状については速度照査の方式・地上時素方式を参照のこと。
このページは、ATS-Wi 内のコンテンツです。利用規約についてはこちらをご覧下さい。
アクセス/昨日0:今日1:総計8472
- メモ
- 大同信号 技術誌DAIDO/106号(2003年10月発行)
ATS-SN動作記録器(ATS動作メモリ)
http://www.daido-signal.co.jp/techinfo/106/106_2/106_2.htm